長文の記事を載せましたが、写真がうまく出ないので、近日、詳しい人に修正してもらいます。
日本の美しい食文化
始めに
日本の食べ物について言えば、味はおいしく、繊細な盛りつけが特徴である。日本料理の代表として寿司、天ぷら、刺身など世界中で広く知られている。これらは日本の食文化としてだけでなく日本人の生き方も表している。日本料理の魅力に引き付けられ筆者は日本の食文化に関してその歴史と特徴を、詳しく調べたいと考えた。そして、日本の現代の食生活はどのように変化しているかについて少し眺めてみたいと思っている。
I. 日本の食文化の歴史
· 野菜や豆腐などの進入
日本は島国なので、昔は日本人は魚介類をよく食べた。野菜はあったが、種類は今より少なかった。6世紀ぐらい、朝鮮と中国の食文化の影響を受け、日本人は大根、白菜、ニンジンを食べ始めた。その時は、日本料理の作り方はかなり簡単で、ただ焼き物、煮で物、生魚を食べる習慣だった。8世紀ごろ、日本人は中国人のように油で揚げ物を作り始めた。そして、大豆からたくさんの豆腐の種類を作り出した。15世紀には「日本製」の醤油は生まれた、現在の醤油の味に似ているそうだ。長い間中国の商人と商売することで、お茶も日本に入った。最初はお茶は薬とみなされたが、次第に日常の飲み物になってきた。それから、キュウリ、漬物、わさび、なす、など徐々に現れた。
· 精進料理と茶懐石の出現



· 天ぷら、寿司や現代料理の紀元
中国と朝鮮以外には日本は多くの国と商売関係があった。そのため、日本に様々な野菜や肉の種類や新しい食事習慣が現れた。ポルトガル人はカポチャを持ってきた上に、パンや天ぷらの作り方も紹介した。その故、パンはもともとのポルトガル語は「パーォ」と発音された、日本に来て以来「パン」と呼ばれた。天ぷらは中国料理の揚げ物の作り方とポルトガル料理の作り方の結合だ。江戸時代(1603年-1857年)、日本では閉鎖時期になった。その頃、握り寿司が生まれ、寿司屋は人気になってきた。明治時代(1868年-1912年)になると、改革時代なので、閉鎖政策は破壊され、西洋から新しい風が吹いてきた。牛肉やミルク、チーズ、バーターのような乳製品は次第に日常の食生活になっていった。洋風の食べ物は日本人に受け取られた。お茶と同時にコーヒーもよく飲まれた。カレーライス、アイスクリーム、ケーキ、苺、トマト、などは日本人の食事の献立には入られていた。
(石川・江原・東四(2009))参考
II. 日本の食文化の特徴
· 日本料理はすべての感覚で感じられる


· 日本料理は多くの国の料理の影響を受けた




1910年、ラーメンは中国から来た。初めは「中華そば」と呼ばれ、簡単な材料から作られた。現在は多くのラーメンの種類が知られている。ほとんどのラーメンには少し醤油の味があり、長ネギ、肉、竹の子も入っているが、日本のラーメン店は中華ラーメン店の料理の味と作り方等は全く違う。私は「王将」と言う人気がある中華料理店でラーメンを食べたことがある。しかし、その店でのラーメンは日本のラーメン店のものとは全く同じではない。
ラーメンだけでなく、中国から伝わったギョーザや豚マンなども現在の日本にはあふれている食べ物である。
中国からの影響に加えて、日本ではインドのカーレライス、イタリアのパスタ等も日本風に味と材料を少し変化させている。そのため、日本料理はどんどん豊富になっていく。
· 日本料理は地方によって違う
日本は北から南にかけて、天候や習慣が違うので、食べ物の味は様々である。
一番違うのは関東の料理と関西の料理である。まずは醤油について言えば、全く同じではない。関東の醤油は色が黒く、味は濃い口だ。しかし、関西の醤油は色が茶色、薄口で、少し甘い。又、関東の味噌は色が濃く味も濃い。関西の味噌は色が薄く味は甘い。次は餅だ。関東では、餅は四角い形をしているのに対して、関西の餅は円い形である。そして、お雑煮を作る際、関東人は餅をそのまま煮るので柔らかく、醤油を入れるので、醤油の味だ。しかし、関西人は餅を少し焼き、京都などでは白味噌を入れる。そのため、餅は白味噌の味がある。その他、ほとんどの関東の人は中濃ソースを使っているのに対して、関西には様々なソースの種類がある。例えば、たこ焼きソース、お好み焼きソース、豚カツソース、ウスターソース等である。


· 天気や行事によって、特別な料理がある




厚い夏の日差しには、ばてないように日本人はうなぎ焼きを食べる。うなぎは栄養がたっぷりのため、夏になると、皆は必ずうなぎ焼きを食べる。うなぎは形が怖いが、焼いた後、いいにおいがしたり、味も甘い。食べる時は、うなぎはご飯にのせ、漬物と食べる。私はベトナムで一回食べたことがあり、とてもおいしかったが、日本にいるうちに食べてみたいと思っている。
夏のまぶしい日差しの日々が過ぎ、紅葉の季節が来る。八月十五夜と九月十三日の明るい月を見ながら、「月見団子」を食べる。


· 日本のお弁当文化


III. 伝統的な和風の食べ物、日本の誇り
日本ならではの和風料理は数え切れないほど多い。例えば:茶碗蒸し、刺身、納豆、ぜんざい、漬物、お茶漬け、天ぷら...様々である。しかし、私にとって、一番印象深いのは和菓子である。
· 和菓子









(中山桂子(2006))参照



IV. 現代の食生活の風潮
✾ファストフードの時代
社会の近代化につれて日本人の生活や食生活は変わりつつある。米や魚以外にも、新しい食べ物に人気が集まっている。私の驚いたことは、日本ではこんなに多くのファストフード店があることである。若者やサラリーマン向けだけでなく、大人や年上の人にも人気があるらしい。私の国ではKFCやロッテリアなどのファストフード店はただ学生と若者が集まり、しゃべる所である。しかし、日本では、一番人気があるのはアメリカのマクドナルド。誰にも、どこに行っても手軽にマクドナルドのハンバーグやフライドポテトなどが食べられる。ほかにもミスタードナッツやスターバックスコーヒーなども日本人の生活には欠かせないものになってきた。
✾現代化された伝統的な料理
日本人が誇りに思う寿司は、最近では海産物から作られるばかりでなく、様々な材料から作られるようになった。例えばアボカド海老寿司、生ハム寿司、焼き牛肉寿司などが生まれた。カッパ寿司、スシロー、クラ寿司のような回転寿司チェーンが日本人にも外国人にも非常に人気がある。他の寿司屋に比べて、回転寿司屋は値段が安い、一枚の寿司皿は一律105円である。そのため、回転寿司は家族や会社の同僚や学生等にも頻繁に食事をするのに適切な所だと思われている。回転寿司屋はいいサービスで、ハイテクの機械が使われているので、顧客を待たせる時間はあまり長くなく、食べ物の新鮮さが保たれることも優れた点だという。
✾家での食事
日本人はどんなに忙しくても、食事のことは決して怠らず、いつも細かくこだわる習慣がある。特にお母さんたちはいつも子供と主人のために栄養たっぷりの献立を工夫している。それゆえ、食事のメニューは多彩で豊富な料理がある。カレーライスやハヤシライスやパスタ、ハンバーガーなどの洋風料理から、餃子、シュウマイなどの中華料理まで食べられている。さらに、お母さんたちは日本料理と外国料理の作りかたを合わせ、新しい食べ物を発見した。私のホームステイ先のお母さんは中華麺とうどんを材料として、お好み焼きの作り方で新しいお好み焼きができ、次第に、醤油パスタ、天ぷらおにぎりなども生まれた。日本人の家での食事は和風の料理と外国の料理が共存しており、配合することが新しい食文化の前提になる。
終わりに
それぞれの国々には、独自の特徴的な文化がある。そのような文化は人々の習慣や生活に表われる。日本の場合は、多くの美しい伝統的な文化が昔から伝えられ、時代が変わるとともに文化も次第に新しくなる。食文化もこの軌道上にある。
外国人と貿易関係を結ぶことをきっかけとして、日本の食生活はかなり外国の食生活の影響を受け、豊富になってきたわけである。受け取りながら、日本人は日本ならではの食文化も創造できた。そのため、抹茶ケーキ、抹茶お菓子や天ぷら、寿司等は日本の姿勢を象徴するものである。
参考文献
江原絢子・石川尚子・東四柳祥子『日本食物史』、吉川弘分館、2009年
中山圭子『和菓子の世界事典』、岩波書店、2006年
玉村豊男「鍋」『日本を知る105章』
by ハノイ貿易大学四年生 ひまわり
by ハノイ貿易大学四年生 ひまわり