平成25年3月20日水曜日

乙武洋匡著「ありがとう3組」について


              *「ありがとう3組」(講談社刊)は、当クラスの教科書の一冊である。

「ありがとう3組」は私の初めての読んだ日本の小説である。本当に感動した話だ。一番印象的なのは主な人物である赤尾先生だ。

 赤尾先生は特別な人間で、外見も、性格も他人と全然違う。松浦市が特例的に採用した教員として、両手両足のない体を持っている赤尾先生は松浦西小学校で理科や体育など赴任した。いつも電動車椅子で動くことができるが、不便なことは少ない。黒板に書くことも非常に難しいはずだ。そして、囲まれる子供たちに対しての態度も気をつけなければならない。まだ子供だからこそ、子供なりに対するの態度をとるのが大切だ。困難なことは様々だが、赤尾先生はいつも明るく、積極的な態度を取っている。どんな学生にも、落ち着く、優しい笑顔で扱う。特に、泰示の場合、赤尾先生は素晴らしい教え方がある。泰示は他の子供のようにうまくコミュニケーションが取れないので、気持ちが悪くなると、すぐに怒り、けんかしたそうに机や手に近い物を投げ、自分の怒りをコントロールことができない。泰示の姿を見たクラスメートは泰示に近づきたがらない。しかしだれも近づいてあげなかったら、泰示の自閉病は更に悪くなる恐れがある。だれよりも赤尾先生はこんな危機に気づいたので、教室で一人で噴火している泰示と残った。殴られても、赤尾先生は泰示の気持ちがよく分かる。泰示は他人に話しかけたい、皆のようににコミュニケーションしたいが、やり方は泣いたり、怒ったりするしかない。あのこはかわいそうだと思っている。赤尾先生は自分が危ないところに立つとおもわず、どうしても自分の教え子を守りたい。そのため、泰示を一人で見捨てずに、ずっとそばにいる。いつも笑顔で、優しくて赤尾先生は子供たちに好まれているだけでなく、彼らの本当の友達になった。

 この話を読んで、急に私は思い出したベトナム人のグエン・ゴック・キー先生。キー先生は赤尾先生のように体が不自由でも、温かい心をこもって、熱心的に学生たちに知識ばかりでなく人生の生き方も教えてあげた。赤尾先生やキー先生などのような人間は本当に素晴らしい人間で、尊敬できる先生です。

                              ひまわり

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